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オーバーホール / オーバーホールとは

オーバーホールとは、一般的には機器を分解掃除して初期の性能にほぼ戻すことです。部品レベルまで分解してクリーニングし、新しい潤滑剤を加えながら組立をします。消耗した部品があれば新品に交換します。
 
ここでは、長年愛用しているABU Ambassadeur BG7000HSのオーバーホールを紹介します。このリールは2004年に購入して私の主力リールとして使い続けてきましたが、14年を経過した2018年にはキャスティング時に異音がする、回転の滑らかさがリール毎に差がある、クラッチの感触が悪いリールがあるなどの異常を感じ始めました。そこでオフシーズンに全てのリールをオーバーホールすることにしました。
 
オーバーホールのタイミングについて自分なりの判断基準は、「何らかの異常を感じたときに行う」こととしています。淡水で使う場合はリールの腐食がほとんど起こらないため、あまり神経質にならない方がいいと思います。結果的に十数年経って初めてオーバーホールをするわけですが、数年おきにオイルを入れる簡単なメンテナンスを行っていました。メンテナンスについても後ほどお話します。(こちら
 
念のため申し上げておきますが、自分でもオーバーホールしてみようと思う方は、事前にリールの機構をよく理解してから行ってください。ABU LAB > メカニズムのページや、メーカーサイトのパーツカタログなどを参考にすることができます。完全に分解してしまいますので、組立てられない状況にならないようくれぐれも注意してください。もし自信がない場合、初めはメンテナンスまでとしてください。
 

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