タックルとリグ / ラインの結び方:外掛け結び
mi○が普段愛用している「外掛け結び」を紹介します。ハリスはナイロン、フロロカーボン、PEハリスのいずれにも向いている万能な結び方です。簡単な結び方ですので、初めての方でもすぐできるようになります。
STEP1
左手にハリを持ち、右手に糸を持って図のようにやや大きめの輪を作ります。
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STEP2
ハリの軸のまわりに5から7回程度糸を巻きます。巨鯉ハリス8号を使う場合は5回程度、またナイロンハリス5号(ゴカイ釣り用)の場合は7回程度巻くようにしています 。実際に巻くときは図のように糸の隙間をあけて巻くのではなく、糸に軽くテンションをかけながらハリの軸にしっかりと隙間なく巻き付けます。
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STEP3
ハリの軸に巻きつけた最後は、ハリと糸(STEP1でハリ軸と平行に置いた糸)の間を一回くぐらせます。これを「枕掛け」と呼びます。枕掛けは魚がかかった時に糸とハリのチモトが擦れるのを軽減するために行うものですが、枕掛けのない外掛け結びもあります。
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STEP4
糸を最初に作った輪に通します。さらに糸を水で濡らし、ゆっくりと次第に強く締めていきます。締め込む際にはペンチなどでハリや糸の先端を引張ると強く締めることができます。最後に輪をくぐらせた方の糸先を5~10ミリ程度残して切ります。また糸はハリの内側から出るように注意します。
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完成状態
これまで、結び目のトラブルによるバラシは一度もありません。信頼性抜群の結び方です。
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