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車中泊 / 車中泊の注意点

北浦や霞ヶ浦では釣り場に車を横付けできるため、泊まり掛け釣行では車中泊が一般的です。最近は車中泊に関する多くの書籍が出版されていますので、詳しくはそちらを参考にして下さい。ここでは、私が普段気をつけているポイントだけを紹介します。
 

駐車時の注意点

まず車を停めるときは湖寄りの路肩に寄せるのは言うまでもありませんが、路肩からタイヤが外れると車が横に傾いてしまいます。そうなると就寝時に非常に寝にくく、安眠できません。ベッドが出来るだけ水平になるように駐車位置に気をつけましょう。また車の向きは、鯉がヒットしたときに自分が開けるドアを湖側に向けるのが一般的です。飛び出した時に他の車が来ても安全なように配慮しています。

火気厳禁

次に車内での注意点についてお話します。車内においては火気厳禁です。ランタンやヒーター、あるいはコンロなどは火災の危険の他に酸欠による窒息死の危険がありますので、絶対に使用してはいけません。過去に大惨事が起こっています。またプロパンガスの使用に関しても同様に危険が伴いますので使用禁止です。照明器具を使用する場合は電池式かクルマのバッテリーに繋げます。

車内の換気

締め切った車内は空気が悪くなりますので、常に窓を開けて換気するようにします。特に締め切ったまま寝ると、翌朝車内の窓が結露してしまいますので、1〜2cm程度窓を開けて寝ると大丈夫です。私の場合は運転席と助手席の窓を開けます。前の窓を開ける理由は、次に説明する照明の位置の都合上、少しでも虫が入りにくい位置であることと、風が車内を通過しても体に直接当たらないので寝やすいことが挙げられます。

車内の照明

車内では電池式のLED照明を使用し、車内天井を照らすように間接照明にします。ライトが直せる目に入らない方が快適です。長時間照明する場合は、サブバッテリに繋ぐタイプのLED照明を使います。尚、乾電池はすべて充電式のものを使っています。

就寝時の防寒

春先や秋などは、車の中は意外と下からの冷え込みが厳しいものです。寝る時にそれほどでもなくても、朝方寒くて目がさめてしまうことがあります。私はシュラフを使っていますが、就寝時は日中の服装よりも一枚多く着込んで寝ることが多いです。また、特に寒い時はシュラフの上に毛布を掛けるようにします。

車内の虫退治

夏場は車のドアを開けた瞬間に虫が車内に侵入してきてしまうため、ドアを開閉する時は、車内照明を消しておくようにします。それでも進入してくる虫の対策としましては電池式の蚊取りを使っています。これですと車内を汚すことなく虫退治ができます。さらに瞬時に虫退治をするためには虫を感電死させる虫取りラケットを使用しています。天井などに止まった虫を叩いて退治しようとすると、天井に汚れが付いてしまいますが、このラケットがあれば車内を汚すことなく退治できます。

カーテン

車中泊ではカーテンなどの目隠しは必須です。メーカー純正のカーテンが望ましいですが、自分で工夫することでコストパフォーマンスの高いカーテンができます。カーテン以外では車種ごとに窓ガラスと形状が合った断熱材も市販されていますので、寒いときはカーテンよりもいいと思います。

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