初めのころはダブルループクリンチノットを使っていましたが、現在は、もっと簡単な結び方を使っていますので紹介します。試行錯誤して自己流で自然に使うようになった結び方ですので、はじめは正式な呼び方はわからず、暫定的に「変形ダブルループクリンチノット」と呼んでいました。しかし後になって「新石鯛結び」または「最強結び」と呼ぶことを知りました。(基本的にはダブルループクリンチノットがベースだと思っています。)私は水郷に通うようになってから、この結び方をずっと使用しています。下図のイラストに結び方を示します。実際の結び作業がわかりやすいように、写真も掲載しておきます。
STEP1
ラインをスイベルのリングに通します。通す方向は下から上です。
STEP2
さらにもう一回、ラインをスイベルのリングに通します。二度目に通すときは、一度目よりも後ろ側(奥側)を通します。手前側を通すと、最後の結び目がきれいになりませんので注意して下さい。
STEP3
次にスイベルを通さずに、最初に作ったループに巻きつけます。
STEP4
さらにもう一度同じように最初のループに巻きつけます。写真のように3つ半のループが出来上がります。
STEP5
すべてのループの中を奥から手前方向に通します。通す位置を間違えないように、写真や上のイラストをよく見てください。
STEP6
ラインの両側を交互に少しずつ引いて、ループを小さくしていきます。写真くらいまでループが小さくなったところで、ラインを水か唾で濡らします。スイベルに巻きつけたラインが交差しないように注意しながらラインを絞めていきます。
STEP7
さらにラインを交互に少しずつ絞め、完全に結び終わったところで余ったラインをカットします。スイベルのリング上で、ラインが交差しないできれいに2回巻かれていればOKです。