カープケア / カープマット
鯉のダメージを極力減らしてリリースすることが国内でも浸透しています。そのため今やカープマットは必需品となっています。
マットはタックルのセッティング後すみやかに広げておきます。鯉が釣れてから慌てて広げるようでは意味がありません。写真のマットの場合は両端にペグ用の穴が開いていますので、ここを利用して固定しておくと、風でとばされることはありません。ペグを打てない場所に置く場合は、水を入れたバケツなど重いものをマットに乗せておきます。
鯉を乗せる前に、十分な水をマットにかけて濡らして下さい。これは、太陽で熱くなったマットを十分冷やす効果と、濡らすことで魚体表面にダメージを与えないようにする効果があります。マットは厚みがありやわらかくできています。鯉をマットにのせると比較的おとなしくしています。その間にそっと目を隠すようにして鯉を押さえ、ハリをはずします。たまに鯉が暴れることがありますが、マットのおかげでヒレが裂けたり、鱗が傷んだりすることはほとんどありません。
2005年発売のダイワ製カープマット