2025年3月25日〜27日 霞ヶ浦釣行 miO
3月下旬とは思えない暖かさ。利根川本流の青師たちからも良型の情報がすでに舞い込んでいる。いても立ってもいられずに、例年よりも早く霞ヶ浦詣でを開始した。
3月25日の昼前に到着。大陸からの激しい黄砂のために空全体が黄色に霞み、対岸はほとんど見えない状態になっている。いつも使っている花粉症の薬を忘れないように今回は特に注意をしてきた。

黄砂のため対岸が霞んでいる
今シーズン初の水郷のため、ひとつひとつタックルを確かめながらセットをした。いつもより時間がかかったようだ。今日の風は南寄りの風。明日の午後から東寄りに変わる予報。当たりがあるとすれば、風向きが変わるタイミングか。
セットしてから30分もしないうち、センサーON!
しかし、それっきり穂先は止まったままでラインはスイッチにかかったまま。
「なんだ、小魚がつついたか・・・」
スイッチをセットしなおして待機する。
もうすぐ6時。赤みがかった丸い太陽が沈んでいく。見慣れた水郷の風景だが、いつも心が穏やかになる。今のところ魚の気配はまったくない。今夜は期待できないな。
と思っているうちに、センサーとラインが出るクリック音が!
「いいね、いいね!」
竿に駆け寄ると随分横に走っている。「あれ?やっちゃったか?!」
悪い予想程よく当たるもので、リールを巻くとアメナマくんのスレだった。

魚が動き出しているよ(漁師さん談)
次の日、漁師さんが声をかけてくれる。
「釣れた?」
「全然ダメです」
「おかしいな、魚が網にかかり始めたから動き出しているよ」
嬉しい情報だ。
午後になり、昨日から続いた南〜西寄りの風がピタっと止み、東の風に変わった。
この瞬間を待っていたが、相変わらず魚の反応なし。「あら〜、だめですね」と思っているうちにどんどん日没が迫る。
「ゆっくりご飯でも食べましょう。」
ここ数年は釣り場でクッキングに時間をかけることが少なくなった。
今夜は定番のカレー。洗い物が少ない事だけが自慢できるポイントか。

釣りの定番メニュー
さて、今夜も釣れる気配がまるでなし。
翌朝は早めに撤収を始め、竿とタモだけ残してスマホをいじって帰宅時刻待ち。
単独釣行のときでもインターネットのおかげで孤独を感じることが少なくなった。
そうそう、スターリンクのサービスがこれから本格化したら、どこに釣りに行ってもネットに繋がりやすくなる。ますます楽しみな時代がもうすぐそこに!
釣れない釣行記にお付き合いくださりありがとうございました。