2018年4月28日〜30日 北浦と霞ヶ浦 mi○
今年最初の釣行は水郷へ。鯉の状態を確認したいと思い、この時期空振りの可能性が高い北浦に3年ぶりに入ることにした。実は3月いっぱいでセカンドハウス生活を終了し、宇都宮の自宅で暮らすことができるようになった。水郷に向かう頻度が元通り高くなるため、いろいろなポイントの情報収集をしておきたい。
午後4時半、杭や障害物が多いポイントに入釣する。ここは水中の障害物も多いため不用意に底探りをすることはできないが、過去に多くの実績があったポイントである。バスマンが頻繁にやってくるためラインを引っ掛けられないか少し心配したが、幸いマナーが良いようでトラブルにならなかった。セッティングが終了し身の回りの整理をしていると、次第に太陽が低くなってきた。橋の向こうに日が沈む瞬間に合わせてカメラを取り出し、これも久々の風景撮影。
夕暮れの中、湖面を眺めていると穂先がピーンと跳ね上がり、センサーON!!駆け寄ったがそれっきり反応がなくセンサーをセットし直してクルマで待機することにした。一晩ここでようすを見て、当たりが遠いようなら明日移動することにしよう。友人達にLINEで連絡して過ごしているうち、いつの間にか就寝。
次に気がつくと外はすっかり明るくなっていた。湖面に魚の気配がないため早々に撤収することにした。北浦の鯉を確認するのは次回にお預けである。
移動先に選んだのは霞ヶ浦。ここは鯉よりもアオウオがターゲットになる。アオウオ用の仕掛けを取り出すと鈎が異常に大きく感じられる。昨シーズンまで多摩川釣行がメインだったため、ボイリーフックのサイズに目が慣れてしまったようだ。ちょっとした感覚のずれもこれから少しずつ慣れていくんだろう。
それにしても、霞ヶ浦の広大な開放感はいつ来ても心地良い。対岸が近い北浦のひっそりした落ち着きとは対照的である。間隔を広めにとってセットした穂先を眺めて時間を過ごした。夜中に当たる確率が高いが、条件の良い風向きとは逆だから今夜は期待薄か?
よくない予感ほど当たるもので、一度もセンサーが入ることなく一夜を過ごした。時折通るロードバイクの集団を横目に早めに撤収開始。
好きな音楽を流しながら帰りのハンドルを握った。