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生き餌と加工餌 / 生き餌の付け方

鯉釣りで生き餌といえば、タニシ、赤虫、ゴカイ、ザリガニなどが一般的ですが、その他にミミズ、シジミあるいは霞ヶ浦では一時ペヘレイが盛んに使われたことがあります。また荒川では一部の釣り人は手長エビを使っているようです。
 
北浦、霞ヶ浦では春から秋にかけてはタニシが使われ、12月から2月にかけて赤虫が一般的です。私は冬場は水郷方面に向かうことはなく、荒川や隅田川の日帰り釣行をします。この時期はゴカイを使うのが効果的で、ぼらひでさんによると竿2本で忙しいほど釣れまくる日がシーズン中何日かあるそうです。80cm台なら連発になることもあり、寒鯉は釣りにくいという常識を覆してくれます。


ヘアリグにタニシを付ける方法

これは、2013年にHまんきんたんさんと北浦でご一緒した時に教えて頂いた方法です。殻が柔らかいマルタニシをヘアリグに付けるのに便利な方法です。
 
(1)水に浸けておいたタニシを取り出します。蓋が閉まる前に蓋と平行にボイリーニードルを通し、ラインをかけてニードルを引き抜きます。ラインはニードルにかけた部分が少し出るところでストップさせます。
 
(2)ラインに大きめのボイリストッパーを掛け、ラインの両端をゆっくり引っ張ります。写真のラインはデンタルフロスを使っています。
 
(3)写真のようにリング付きのヘアリグに結び、余分なラインを切って完成です。


ゴカイの付け方

ゴカイの大きさにもよりますが、3匹から5匹程度をチョン掛けにします。ゴカイは頭部の方が平たく大きい形をしていますのでそこにハリを通しますが、「チヌ」「海津」「フカセ」など細めのハリを使っています。通常サイズのゴカイですと10cmから15cmくらいあります。ハリ付けするゴカイは生きが良くて動きがあるものの方が鯉にアピールできると思います。ゴカイはちぎれやすいので 、ハリ付けからエサの投入までそっと扱います。ゴカイは一部の釣具屋でも入手可能ですが、 釣り場のゴカイを採取して使ったほうが喰いがいいと言われています。バチ抜け時に網で掬って捕るのが効率の良い取り方です。

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