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ぶっ込み釣り / キャスティング

コントロール重視のキャスティング

餌の投入で大事なのは、狙った場所に確実に投入するコントロールです。また、だんご餌の場合は無理に竿を振り出すと、だんごが空中分解してしまう場合がありますので、スムーズに振ることも必要です。以下にその基本的な方法を解説します。
 
1.投入フォーム
 両足を肩幅に開き投入方向に対して正面を向いて立ち、剣道の面打ちのように竿を頭上からまっすぐに振り下ろすのが基本フォームです。視線はエサの投入ポイントではなく、投入方向の斜め上の空を見るようにします。水面を見ると慣れないうちはエサを叩きつけるような軌跡になってしまいますので注意してください。まっすぐに竿を振り下ろさずに斜めになると、エサの飛ぶ方向が左右にぶれてしまいます。
 さらに30~50メートルの距離に投入するためには、足を前に踏み出しながら投入するフォームが向いています。これは上述の基本フォームよりやや足の間隔を狭くして立ち、竿を頭上から振り下ろす際に左足をまっすぐ前に踏み出します。野球のピッチャーのように腰を回転させるフォームではコントロールがつきにくいので、あくまでも腰を回転させずにまっすぐに前に体重移動して投入してください。
 50メートル以上の遠投で釣果をあげた話も聞きますが、私の経験ではだいたい30メートル前後での釣果が多いです。どうしても遠投したい場合は、投入フォームをかえるのではなく、餌のサイズをやや小さめにし軽くして対処します。
 
2.サミング
 餌が飛んでいる最中にリールのスプールを指で軽く触れながら飛距離をコントロールして着水させることをサミングと言います。狙ったポイントよりやや遠投気味だと思ったら早めにサミングし、狙い通りに着水させることが可能になります。ベイトリールの場合は左手親指でリールのスプールを触れてコントロールしますが、スピニングリールの場合はやや違って右手人指し指でスプールに触れてラインの送り出しをコントロールします。
 ベイトリールの場合はスプールが回転していますので巻いているラインの部分に触れてしまいますと指が火傷状態になってしまいます。必ずスプールだけに触れるように注意してください。
 
3.着水後
 エサが着水したら底に沈むのを待ち、ゆっくり手前にエサを引いてきます。これは、エサを置きたいポイントよりやや遠くを狙って投入し、手前にエサを引いて位置を調整するために行います。またエサを引く効果としては仕掛けが一直線になって絡みがなくなるとも言われていますが、掛かりの多い所ではむしろ引かないほうがいいでしょう。
 

コマセタニシの投入

タニシを餌にする場合は投入後にコマセタニシを撒きます。あまり餌を遠投をしてしまいますとコマセが届かなくなってしまいますので、概ね岸から10~30mくらいが投入距離となります。もともと野生のタニシは岸よりに多く生息していますので、手前のポイントを攻めるのが効果的です。
 
コマセを撒く時の注意としては、コマセ柄杓を下まで振り下ろす撒き方ではなく、柄杓を短いストロークで鋭く振り下ろして途中でピタッと止めるようにします。下まで振り下ろしてしまうとタニシが手前からポイントまで縦に長く散らばってしまいます。途中で止めるとコマセが一箇所に固まって飛んで行くためピンポイントに集めることができます。さらに、園芸スコップを使ったタニシ柄杓の場合は、柄杓に目一杯コマセを入れるよりも、半分以下くらい入れて投入した方が一箇所に集めて撒くことができます。
 
尚、タニシは撒く前にカゴなどに入れてよく水を切っておいて下さい。濡れているとコマセ撒きの時にタニシ汁が自分にかかって大変なことになります。
 
タニシのエサ交換は朝と夕方の一日2回で十分です。またアタリがあった場合は周囲のコマセタニシが食べられていると想像されますので、たとえ空アタリでもコマセを撒いて方がいいでしょう。
 

ゴカイエサのキャスティング

ゴカイはすぐにちぎれてしまいますので、投入はあくまでもソフトに行います。 キス釣り用の大型テンビンを使いますと、スローイング開始時のショックを吸収してくれるので、エサ落ちの確率が低くなります(仕掛け(2)参照)。荒川ではポイントがあまり遠くないため、ゴカイをソフトに投入する目的でサイドスローを用います。そのためには5m以上の長い竿よりも、3.6mから4.5m程度の短い竿のほうが扱い易いと思います。
 
エサ交換のタイミングは、1~2時間程度で行います。その際にハリに付いているゴカイは捨てずに、そのまま新しいゴカイを追加してハリ付けし、なるべくゴカイのボリュームを大きくするようにしています。追加したゴカイの動きが鯉にアピールしてくれると考えています。

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