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スクラップブック / Page4:DAIWA 巨鯉40W 2001年広告

 
巨鯉釣りブームがピークに達しつつあった2000年、DAIWAからメーター狙いの鯉師をターゲットとした竿「メーター倶楽部巨鯉」が発売されました。スピニングとベイト仕様があり、同分野のラインナップで先行しているMamiya−OPを、Shimanoと共に追撃する図式となりました。
 
DAIWAではスピニングリール「スポーツマチックZ/X-BR」が同じ時期にリリースされましたが、ベイトリールは石鯛用を選択するしかない状況でした。2001年、DAIWAは遂に多くの鯉師が望んでいた鯉用のベイトリール「巨鯉40W」を発売しました。写真は当時雑誌に掲載された広告です。デジタルラインカウンター付き、ブラックのデザイン、巨鯉と渡り合うためのパワフル感は当時憧れの的でした。
 
この年、私はラインカウンターに惚れ込んでこのリールを手に入れました。組み合わせた竿は「小笠原525MH」。実は私としては初めてのベイトリールでしたので、最初はバックラッシュし易いため慎重にキャストしました。さらにレベルワインダーがないため、リーリングしながら左手の親指を左右に動かさなければならないことになかなか慣れなかった思い出があります。しかし、鯉を掛けたときのパワフルな巻き取りは、それまでスピニングしか使ったことがない私にとって異次元の安定感を感じました。
 
このリールは3シーズン弱の付き合いでしたが、その感触は今でもはっきりと覚えています。現在も多くの方がこのリールを愛用していることと思いますが、国内の鯉釣りタックルの歴史に残る名機のひとつであることは間違いないと思います。
 

掲載日:2013年11月3日
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