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スクラップブック / Page3:鯉釣りがわかる本 枻出版 2001年出版

  
2001年4月1日発行の「鯉釣りがわかる本」(枻出版)は最新のタックル、釣法、釣り場を紹介した巨鯉釣りの情報誌です。特に霞ヶ浦一帯ではこの年にタニシ餌ブームのピークを迎えることになり、トレンドにマッチした「タニシ餌釣法」の特集が掲載されています。私が初めて水郷に行ったのもこの年の4月で、ぼらひでさんのお誘いを受けて第1回オフ会を霞ヶ浦で開催しました。
 
今回紹介するのは、この本の123ページに掲載されているウェブサイト紹介です。タイトルは「鯉釣りネットの輪」。当時は個人のウェブサイトが急増し始めた時期でしたが、鯉釣りサイトはまだあまり多くない状況でした。紹介されているのは以下の8サイトです。MINGWAY、AN-PARA、BO-sのホームページ、鯉人のホームページ、うさぎの鯉つり研究室、ウワイドンの鯉釣り日記、中九州鯉釣り小隊、鯉旅人。
 
現在でも存続するサイトもありますが、ここに掲載されたほとんどはすでに見ることができなくなってしまいました。これから水郷デビューしようと思っていた当時の私にとっては貴重な情報源であり、かつ翌年MCF Japanを開設する際にこれらのサイトは、いずれも参考書的な存在だったことを思い出します。
 
最後に蛇足ではありますが、国内の鯉釣りサイトで最も早い開設は、私が知る範囲では竹沼野鯉会(群馬県)ではないかと思います。1995年に開設し、1998年に雑誌でサイトが紹介されています。鯉釣りを趣味とし、IT系のお仕事をされている方がサイトを制作したということです。インターネットの一般普及開始とほぼ同じ時期の開設と言えます。鯉釣りサイトのパイオニアに心より敬意を表したいと思います。
 

掲載日:2013年10月6日
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