<< PREV  |  MENU  |  NEXT >>
KenAutoガレージ / Bガレージ:カーゴスペース改造開始

KEN AUTOMOBILEにて、いよいよ改造開始。まずは先代グランディスからはずしたオプションパーツを、今度の車に付けることから始めます。長年愛用しているルーフキャリアはだいぶ色褪せていますが、捨てるのはもったいないので使うことにしました。アンフッキングマットなど釣り場で濡れたものをくくりつけて走るのに便利であるし、普段買い物に行った時などは、大きな駐車場で車を捜すのに家族もこのキャリアを目印に探す癖がついてしまっています(笑)。その他に、カーテン、センターコンソール、ワイドバイザー、オーディオ、タイヤなどもそっくり移し替えました。これだけ愛用品を移植したら、車を乗り換えた気がしないかもしれない。
 

長年愛用したルーフキャリアを移し替えた

 

カーテンも移し替えた

 
次はいよいよベッドの製作に取りかかります。サードシートをはずしてセカンドシートを倒した状態で、カーゴスペースに基礎構造を作ります。床板の型取りのために、段ボールを使って隅の曲線部分も丁寧にうつし取ります。サードシートを固定していた床の金具は丈夫なのでそのまま残し、床板を安定させるのに利用します。基礎構造は、収納部を引き出しタイプにし辛い車であるため、床下収納タイプとしました。基礎構造の高さは、セカンドシートを倒した高さよりもギリギリ高い程度にし、ベッド面から天井までの高さをできるだけ確保するように配慮します。
 

サードシートをはずしたノーマル状態

 

段ボールで床の型取り

 
基礎構造は、左右のタイヤハウスの間に四角のスペースを作り、タイヤハウスより後部に横長のスペースを作って、それらの間に仕切りを入れ強度を確保しました。右側タイヤハウス後方の三角状スペースのプラスチックをぶち抜き、サブバッテリーとサブバッテリーチャージャーを置きます。初めはあまり深く考えずに左側に置くことにしていましたが、給油口が左側にあるために危険であることに福田さんが気が付き、結局右側に落ち着きました。
 

基礎構造作り(右隅の黄色いのがサブバッテリー)


サブバッテリーは、OPTIMAの密閉式ディープサイクルバッテリーです。容量が41Ahですが、車内蛍光灯、センサー受信機、そして携帯の充電くらいしか使わないため、これでも十分過ぎる容量です。サブバッテリーチャージャーを付けて走行充電可能にしました。
 

バッテリーの陰にあるのがサブバッテリーチャージャー

 
福田さん:「最近は作っている時間よりも、どうしたらいいかあれこれ考えている時間の方が長いんですよ。迷った時は相談させてください。納車が少し延びるかもしれません。」
 
miO:「急がなくていいですから、しっかりしたものを作って下さい。ちょくちょく様子を見に来ますから、相談しながら決めていきましょう。」
 
ハイエースなどの車内改造は手慣れている福田さんですが、グランディスタイプの改造は初めての上、私があれこれ難しい注文を付けるため悩みが多いらしい(笑)。狭い車内空間をいかに使い勝手よく仕上げるか、これからが福田さんの腕の見せ所です。

<< PREV  |  MENU  |  NEXT >>