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釣り文学集
私の出合った心の川 伝説のバックパッカーが綴る水辺のエッセイ集2 芦沢一洋

日本フライフィッシング協会を設立した著者が、国内の渓流の自然を描写するとともに、海外の釣りの名手やガイドとの交流を綴る。第三章の「キヤッチ・アンド・リリースの方法」の内容は、魚種を問わず参考になる。978-4094112320

故郷の川を探す旅 伝説のバックパッカーが綴る水辺のエッセイ集1 芦沢一洋

第一章によると、かつての英国ではどういう釣り方が美しくスポーツの名に値するかという議論が活発に行われたらしい。全篇を通じてさらに上位の釣り哲学を語り、人はそれぞれ釣りに何を求めるのかを考えさせられる。978-4094112313

日本の釣り文学 第一巻 釣りひと筋 編集:伊藤桂一、高橋治、森秀人

釣り文学を集大成した全九巻の内の第一巻。本書の冒頭「研堂釣記」において釣り人の心得を説くのを皮切りに、全21作家の名作が心を釘付けにする。「やりすぎの果て」は、釣り人なら誰でも心当たりがある内容だろう。978-4878937149

日本の釣り文学 第ニ巻 夢に釣る 編集:伊藤桂一、高橋治、森秀人

釣り文学を集大成した全九巻の内の第ニ巻。落語家桂歌丸の話し口調の作品は、数々の逸話が盛り沢山でまさに落語を聴いているようで楽しい。また畑正憲は、釣りに行かなくとも釣りを楽しむ「行かず釣り」を述べている。978-4878937156

日本の釣り文学 第三巻 まぼろしの魚 編集:伊藤桂一、高橋治、森秀人

二人掛かりで大格闘の末ばらしてしまう「逃した魚」、四万十川の怪魚アカメとのやり取りの「”ござれ”の怪魚/アカメ後日譚」、シーラカンスの捕獲を描いた「怪魚シーラカンス」などを掲載。シリーズ中本書は特におすすめ。978-4878937163

井伏鱒二文集 第3巻 釣の楽しみ 井伏鱒二

釣りを心より愛した井伏鱒二の作品から、釣りにまつわる21作品を掲載。井伏作品は鮎釣りや渓流釣りに関係した文学が多い中で、鯉にまつわるの作品もある。本書には鯉作品のひとつである「還暦の鯉」がおさめられている。978-4480039835

日本の名随筆集4 釣 開高健

日本の名随筆集全100巻の内、本書は第4巻で「釣」随筆集。これだけの作品を収録するとさすがに圧巻。釣り文学好きな方なら是非一度読んでみることをお薦めする。978-4878939044

ヘミングウェイ釣り文学全集 上巻/下巻 ヘミングウェイ

作家となる以前の寄稿記事から最高傑作である老人と海まで、ヘミングウェイの釣りに関する文学全集である。上巻は淡水釣り、下巻は海釣りだが、明らかに海釣りを描いた方が迫力があり、生き生きとしている。978-4915511059

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