コールマン・ステンレスケトルII

古くなっても使い続けている釣行アイテムにフォーカスし、気ままに語っていきたいと思います。５回目はケトルです。 
 
水郷釣行をはじめた2001年、シングルバーナーと共に買い揃えたのがこのコールマンのステンレスケトルです。当時、秋田さんと平石さんコンビが運営していた水郷の鯉釣りサイト「MONSTER WORLD」で、釣行用品のひとつとしてケトルが紹介されていたことなども刺激となって、収納しやすいケトルを探しこれを購入しました。
 
余談ですが、MONSTER WORLDの掲示板で知り合った仲間が中心となって、後の2002年9月、MCF Japanの開設メンバーとなりました。
 

ケトルの話に戻ります。木製のノブにはコールマンのロゴが書かれていますが、今では薄くなってほとんど見えなくなってしまいました。そそぎ口の内側に数個の穴が空いていて、長年の経験でどの穴まで水を入れると無駄なく沸かせるかだいたいわかります。収納時はねじを緩めてハンドルを横に倒すと、スペース効率よく収納することができます。
 
欠点もあります。お湯が沸騰したあとはハンドルが熱くて素手で持つことができません。さらに、そそぎ口の液だれがひどく、コーヒーを入れる時は少しずつ注がなければいけません。
 
そんな欠点があっても１９シーズンを共にしていると、やはりそれなりの愛着が湧いてきます。購入時に入っていた箱はぼろぼろになってもテープで修正して今も現役で活躍しています。きっと使い勝手の優れたケトルは他にあるはずですが、壊れるまでこのケトルを使い続けるつもりでいます。
 

スペック

• サイズ：約φ145mm×H166mm
• 収納：ハンドル横倒し(取り外し)可能