VICTORINOX マルチツール ミニ58MMクラシック
古くなっても使い続けている釣行アイテムにフォーカスし、気ままに語っていきたいと思います。2回目はVICTORINOXです。
大人になって長い間封印していた釣り魂が、息子のひとことで目覚めました。「釣りやってみたい!」1997年4月でした。
近くの沼で鮒釣りから始め、鬼怒川で流し釣りにチャレンジ。何匹か釣った後またまた衝撃的な息子のひとこと。「もっと大きいのがいい!」内陸の栃木県で大きい魚といえば鯉。子どものころから鯉については格別の憧れがあった一方で、簡単に釣れないことも経験的にわかっていました。
さっそく近くの釣具屋の店主に鯉がいる場所を相談したところ、意外にも毎日自分が渡っている橋の近くがよく釣れるとの答え。早速竿とリール、仕掛け一式を買って鯉釣りを始めました。1997年6月のことです。1回目は釣ることが出来ませんでしたが、2回目に40cmくらいのをやっと釣ることができました。以来毎週のように息子と鯉釣りに出かけ、いつしか息子が成長して釣りをしなくなっても自分だけが続けて今日に至っています。
そんな1997年に次男が誕生したことをきっかけに車を買い換えました。三菱シャリオグランディス。発売直後の10月に契約。そしてその場でディーラーにもらった景品のひとつが、今回紹介するVICTORINOXです。
収納サイズが6cm弱のミニサイズであることから、はじめは「こんなおもちゃみたいの使えるの?」というのが正直な感想でした。ところが釣りに持って行き始めるとこれがなんとも便利!小さなハサミでラインをカット、ナイフは干し芋をサイコロ状に切るのに大活躍。切れ味が鈍ってきたらメンテナンスですぐ復活します。そうして気がつくと20年以上の時をともにしてきました。
その後大きなサイズのVICTORINOXも併用していますが、やはり最初に手にした方が色々な思い出が詰まっていることと、なんともつつましいサイズでとても気に入っています。
スペック
ツール
- スモールブレード
- はさみ
- つめやすり
- キーリング
- つまようじ
- ピンセット
サイズ・重量
- 収納時 58mm×17mm×8mm
- 重量 21g
メンテナンス
ハサミ
- アルミホイルを何度も切ることで切れ味が復活します。
ナイフ
- VICTORINOX デュアルナイフシャープナーで研ぎます。