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第56回 2017/5/21 荒川

参加者3名:ぼらひでさん、並継のこぶちゃん、miO
快晴のこの日、5月とは思えないほど気温が上昇し日陰に待機して当たりを待つも、昼を過ぎても一向に当たる気配がない。撤収の時間が迫り、誰も釣果なしで完全降参の万歳写真を記念に撮った直後、ぼらひでさんに待望の当たり。乱杭に逃げ込まれたがぼらひでさんの執念が勝り無事にランディングに成功した。一同胸を撫で下ろして解散となった。


5月21日に恒例の春の荒川オフ会を開催しました。快晴のこの日、5月とは思えないほど気温が上昇しましたが、日陰に座りのんびりと過ごした様子をレポートします。
 
現地に到着すると、ぼらひでさんとこぶちゃんが迎えてくれました。ぼらひでさんは木陰から小規模な乱杭方向に打ち込んで当たりを待ちます。一方こぶちゃんはコンクリートの突端に竿を出していました。今回の場所は竿掛けを打ち込む場所がないために、こぶちゃんもロッドポッドデビューしました。タックルの中でも特に竿のセッティングに関してはロッドポッドに限らずいくつかの選択肢を用意しておくことで釣り場の選択肢が広がる感じがします。
 

 
私は少し上流の橋脚付近に竿を出しました。底を探ってみると一帯に泥の感触のため、ポップアップを半分使って少し浮かせるように仕掛けをセットしました。ぼらひでさんが事前にこの場所を下見してくれましたが、その時は残念ながら鯉を見ることができなかったため、今回どの辺りが良いのか全く検討がつきません。誰も予想できないのも楽しみのひとつと捉え、最初の当りを待ちました。
 
下げ止まりの時間が過ぎ、やがて徐々に上げ潮に切り替わります。過去に下げ潮でいい思いをした経験がある人は下げ潮がいいと感じ、その逆の経験をすると上げ潮がいいと感じるのが一般的です。こぶちゃんとぼらひでさんが意見が分かれましたが、私の場合はどっちも可能性があると考える脳天気派。
 
そんな三人の考え方とは関係なく、無情にも時間がどんどん経過していきます。昼を過ぎても誰にも当たりがありません。完全にドライネットの雰囲気が漂い、もうすぐ納竿の時間が迫ります。誰からともなく、完全降参の万歳をして記念撮影をすることになりました。
 

 
撮影が終わりそれぞれの竿の方に散り始めたところ、突然ぼらひでさんのアラームが響きます。ラインが勢いよく引き出され、乱杭に向かって行くのがわかります。急いで竿を手に取り鯉の走りを止めようとするぼらひでさん。しかしほんの少し早く鯉は乱杭の中に逃げ込んでしまいました。
 
しかし今回のオフ会唯一の当たりとあって、是が非でも上げて欲しいという思いは皆一緒です。岸に近い乱杭だけに、諦めずにラインを軽く張って鯉が抜け出してくれることを待ちます。しばらく待つとすっと抜け出してやりとりを開始。いつものようにこぶちゃんがネット係で無事ランディングすることができました。レギュラーサイズながら、尻尾が大きく発達した綺麗な鯉でした。これで参加者一同胸を撫で下ろしました。
 

 
ところで、さっき撮った記念写真は取り直し?という話も出ましたが、脚色なしのMCFは取り直しをせずにリアルにレポートすることにしました。
 
午後2時を過ぎたところで一斉に撤収。当たりは少ないながらも、気心が知れた仲間同士が気ままに語り合った一日でした。
 
(レポート:miO)
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