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第51回 2015/10/02 - 04 霞ヶ浦

参加者3名:並継のこぶちゃん、やすこさん、miO
昨年の水郷オフ会で青魚を上げたこぶちゃんは、大物用仕掛けを作り夫婦で青魚狙いで参加した。初日当たりがないこぶちゃん夫妻だったが、二日目やすこさんに一本目、こぶちゃんに二本目の青魚がヒットした。miOは小型ながら5本の鯉をゲット。今回も料理長のこぶちゃんが昼のバーベキュー、夜の鶏鍋を振舞ってくれ、釣果とお腹両方とも大満足。

 
2日の午後、並継のこぶちゃんと奥様のやすこさんが現地入りしました。初夏を思わせるような気温と強烈な向かい風の中、悪戦苦闘しながらセッティングしました。miOが到着したのが夜の9時半。風はすでに穏やかになり、底を探って確かめながらセッティング。その後、三人でおしゃべり。気がつくと0時を回っていたため続きは明日の朝にとっておくことにして就寝。

 

その後、朝にかけてmiOに3本来ましたが、いずれも小鯉でした。こぶちゃん夫妻は夜中当たりなし。今回は青魚にターゲットを絞り、大鈎のチヌ15号に大きめの丸タニシを付け餌にして小鯉を寄せ付けないようにしているため、作戦通りなのかもしれません。朝になって入念に餌を打ち返し、日中の当たりに備えます。やすこさんは護岸の土手裏にある田んぼのあぜ道を一人で散歩。戻ってくると手にしたバケツに食わせタニシが沢山入っていました。この時期は田んぼの水溜まりにタニシが集まっているところがあります。都会で暮らすやすこさんにとってはとても楽しい環境のようです。
 
お昼はバーベキュー。備長炭の上にまず黒毛和牛を乗せ、表面をさっとあぶっていただきます。次に野菜を焼き、さらに名古屋コーチンの焼き鳥。釣りに来たことを一瞬忘れてしまうほどの味。こぶ料理長は食材の仕込みにいつも妥協がありません。普段から自宅で料理をすることが多いそうで、手際の良さにも見とれてしまいます。
 

食事が終わって少しすると、やすこさんの竿に待望の当たり!ところが残念ながら乗りません。餌をセットして投入し直しました。当たりが続きそうな期待を抱きながらも、お腹が膨らんだせいか眠気に勝てずにみんなでお昼寝。適度な風が車の中を通り抜け、とても気持ちよく休むことができました。
 
ティータイムに目が覚め、こぶちゃんの車のそばで歓談中にセンサーON!!さっきと同じ竿。クリックが鳴らないため少し様子をみているとラインがたるんできました。土手下に降りたやすこさんにこぶちゃんが竿を渡します。左方向にゆっくりと移動するのを止めようと竿を立てますが、強烈な力でラインを引き出します。あまりの強さにやすこさんがしゃがみこみます。こぶちゃんがやすこさんの竿に手を添えてアシスト。ようすをみてこぶちゃんがタモを取りに行くと竿が立たない・・・。リールも巻けない。ラインは容赦なく出て行く。必死の攻防。相手に近づくように移動しながら少しずつ少しずつリールを巻きます。一気に勝負に出るほどの体力はやすこさんには残っていません。相手がバテるまでの根比べ。いつでもタモ入れできる体勢で水面を見つめるこぶちゃん。
 
ついに顔を上げたのは予想を超える大きさの青魚。その後何度もラインを引き出すアオ。しゃがんで竿を立ててキープするやすこさん。しばらくして力が尽きたように横たわった青魚をすかさずこぶちゃんがネットイン!!!水から上げるmiOとこぶちゃん。自分の身長に近い魚を目の前にした驚きと喜びが湧いてくるやすこさん。暴れないように祈りながらそっとヒレを持って記念撮影しました。
 

興奮が冷めやらない中、あっという間に夕暮れになりました。料理長のこぶちゃんが再び腕を振るって鶏鍋を作ってくれます。少し肌寒い中で食べる鍋、そして締めのおじや。星空の下で語らいながらゆっくりといただきました。
 
そんな幸せな気分に浸っていると突然こぶちゃんの竿にヒット!!横に走って隣二本のラインを引っ掛けながら泳ぎ回ります。ライトで照らすも複雑に絡んだラインを外すのは至難の技。覚悟を決めて二本のラインを引っ張ったままネットイン。そしてラインを切ってからmiOと二人でランディング。やすこさんの後だけに不満そうなこぶちゃんですが、立派な青魚が上がりました。青魚しか当たらないこぶちゃんの仕掛けは大正解でした。
 
最終日の朝は風もなく鏡のような穏やかな湖面。未明から10時のゴールデンタイムにセンサーが鳴ることはなく、早めの撤収を決めました。miOは二日目に鯉を二本上げて計5本の釣果。残念ながらサイズには恵まれませんでしたが楽しむことができました。こぶちゃん夫妻は仲良く一本ずつ青魚。大満足の中三人で記念撮影をしてお開きとなりました。
 

 
(レポート:miO)
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