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第55回 2017/02/12 荒川

参加者3名:ぼらひでさん、並継のこぶちゃん、miO
第17回オフ会(2006年)以来11年ぶりに冬のオフ会を荒川で開催した。この時期の特効餌はゴカイであるが、今回ボイリーで挑んだぼらひでさんに最初の当り。良型の鯉が上がり、ゴカイに匹敵する効果がある事が実証された。ぼらひでさんが竿を出した場所の下流一帯に鯉の食み跡が見られ、荒川の魚影の濃さが確認された。天候に恵まれのんびりと語りながら過ごした。

 
冬のオフ会はこれまで1月開催が多かったのですが、miOの都合がつかずに遅い開催となりました。8時前に現地に到着したところ珍しく一番乗り。どこに竿を出そうか迷っているうちにこぶちゃんが到着しました。本日は大潮でこれからどんどん引いていきます。二人とも流れの変化があるところにゴカイを投入して当たりを待ちます。昨晩ぼらひでさんから、少し遅れて到着するとの連絡がありました。
 
今日のゴカイは荒川の地物。前回のバチ抜けの時にこぶちゃんが採取し、独自に編み出した飼育法でこの日提供してくれました。ふたりで話し込んでいるうちにあっという間に時間が過ぎましたがまったく鯉の気配がありません。

 

9時半ごろ、ぼらひでさんが到着。持参した餌はこの日のために準備したボイリー。昨年秋のオフ会の後に皆んなで行ったUKcarpで購入したものだそうです。StickyのMANILLAボイリー、ペレット、リキッド、ベイトスプレーのセット使用。午後の上げの時間帯を見込んでゆったりと現地に現れ、持参した餌は加工餌。何か今までのぼらひでさんとは少し違う自信を感じられます。手際よくセッティングが終わった頃にはさらに潮が引いて現れた地面を見ると、ぼらひでさんの場所から下流が一面鯉の食み跡。これほどの光景は私も初めて見ました。
 

昼までの下げの時間帯は誰にもあたりがなく、午後になって上げの最初の当たりはぼらひでさん。慎重に取り込んだのはネットフレームサイズ級の重量感たっぷりな鯉。がっちりとフッキングした完璧な食い込みでした。これまで冬のオフ会といえばゴカイが最強という固定観念がありましたが、ぼらひでさんが見事にブレークスルーしてくれました。来シーズンから、寒鯉の攻め方のオプションが一気に広がった感があります。
 

次の当りはmiOでした。竿から離れて話し込んでいたため、足場の悪いところを注意しながら駆け足。一度止まったアラーム音が、近づく頃にまた鳴り始めました。竿を取った手応えからするとやや軽めです。何度か障害物にラインが擦れる感触がありましたが、ぼらひでさんのアシストで無事ランディング。尻尾が大きめのコロコロした鯉でした。
 

潮が上げ始めたころ、食み跡が一帯にある場所に竿を移動したこぶちゃんですが、残念ながら鯉が入ってくるタイミングに合わなかったようです。快晴の中3人で恒例の記念撮影。こうしているうちにも誰かに当りが来ないかと待ちましたが、願いも虚しくタイムアップ。現地にて解散となりました。

(レポート:miO)
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