竿掛け工房 / 第2工房:オリジナルピトン1号
そろそろ両軸リールも使ってみたくなりました。そうなると、残念ながら今までのピトンヘッドは長さが合わなくて使えないようです。竿尻もスライドできないので、これはもうずーっとスピニング用として残しておこうと決めました。
さてそうなるといよいよ新しくピトンを考えなくてはなりません。えーっと、軽くても丈夫で、ピトンヘッドの首振り調整がお手軽で、しかも収納時はコンパクトで安くって・・・ あっそうそう、ピトンヘッドの首振りガタツキもなくしちゃおう。他のメーカーのはみんなわずかに横のガタがある。こんな具合に要求はとどまることを知りません。
ある日、仕事が早く片付くと一目散に製作所へ直行。次々と要求を話し、作ってもらったのが写真のピトンです。
基本はすべてステンレス角パイプで作っています。竿尻の石突き受けの部分はスライド式にして、竿に合わせて調節できるようにしました。ピトンの命とも言えるヘッドと足の連結部に関しては、石鯛用ピトンでよく採用されている右下の写真のような方式を採用しました。黒いつまみを緩めて上下スライドさせるとヘッドの上下角度が振れるようになっています。この時の回転軸になる部分はボルト・ナットで締めこむようにできているので、ヘッドの横方向のガタツキが全くありません。
さてそうなるといよいよ新しくピトンを考えなくてはなりません。えーっと、軽くても丈夫で、ピトンヘッドの首振り調整がお手軽で、しかも収納時はコンパクトで安くって・・・ あっそうそう、ピトンヘッドの首振りガタツキもなくしちゃおう。他のメーカーのはみんなわずかに横のガタがある。こんな具合に要求はとどまることを知りません。
ある日、仕事が早く片付くと一目散に製作所へ直行。次々と要求を話し、作ってもらったのが写真のピトンです。
基本はすべてステンレス角パイプで作っています。竿尻の石突き受けの部分はスライド式にして、竿に合わせて調節できるようにしました。ピトンの命とも言えるヘッドと足の連結部に関しては、石鯛用ピトンでよく採用されている右下の写真のような方式を採用しました。黒いつまみを緩めて上下スライドさせるとヘッドの上下角度が振れるようになっています。この時の回転軸になる部分はボルト・ナットで締めこむようにできているので、ヘッドの横方向のガタツキが全くありません。
足の方も角パイプで作り、地面の先端のみ角棒を溶接してとんがらせました。反対側(上側)の先端は板を溶接してふさぎました。また、L型の回転止めは黒いつまみを緩めるとスライドできるようにしました。もちろん足から抜いて収納できます。
L型回転止めがスライドできると分解できるという利点以外に、横方向の首振り角度の調整が簡単にできるようになります。えっ、どうしてかって? 以下のような使い方をすればいいのです。
1)足を地面にさす 2)L型回転止めを足に通す(この時はまだ地面にささない) 3)ヘッドを付ける 4)竿を載せる 5)ここで竿の方向を確認しながらL型回転止めを地面にさす 以上でセット完了。回転止めが固定だとこんなことはできませんよね!
ここまで読んで、「なーんだ、普通のピトンじゃないか!」とお思いになった方が多いんじゃないでしょうか? そうなんです。普通でしかもシンプルな物こそ私の理想とするピトンなのです。無駄な機能などいりません。信頼できるタックルがあればいいのです。しかも、通常のものより格安で作ることができます。
L型回転止めがスライドできると分解できるという利点以外に、横方向の首振り角度の調整が簡単にできるようになります。えっ、どうしてかって? 以下のような使い方をすればいいのです。
1)足を地面にさす 2)L型回転止めを足に通す(この時はまだ地面にささない) 3)ヘッドを付ける 4)竿を載せる 5)ここで竿の方向を確認しながらL型回転止めを地面にさす 以上でセット完了。回転止めが固定だとこんなことはできませんよね!
ここまで読んで、「なーんだ、普通のピトンじゃないか!」とお思いになった方が多いんじゃないでしょうか? そうなんです。普通でしかもシンプルな物こそ私の理想とするピトンなのです。無駄な機能などいりません。信頼できるタックルがあればいいのです。しかも、通常のものより格安で作ることができます。