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タニシ用リグ

初版 2008.10.26|改版 2026.1.4

タニシを餌に用いた釣りについて、私と長年の盟友たちが使用しているリグの一例をご紹介いたします。いずれも主に青魚を想定した構成となっており、全体的に強度を重視した設計が特徴です。


 

のリグ(1)

 

 
PVAバッグをフックに装着する場合、キャスト時にハリスが絡む心配はほとんどありません。そのため、仕掛けはシンプルな構成にまとめることができます。なお、オモリについては、ゼムクリップのほかに、あえて強度の低いスナップを使用することもあります。これは、根掛かり時に仕掛けを回収しやすくするための工夫です。タニシの付け方ですが、ブローバックリグを使うことが多く、タニシがフックに沿って自由にスライドできるようにしています。


 

のリグ(2)

 

 
こちらは、PVAバッグを使わずにキャストする際の構成です。
構成要素が増える分、天秤の強度には十分な注意が必要です。強度に不安のある天秤では、思わぬトラブルにつながることもあります。このリグを使う時は、スポッドでフィーディングを行うようにしています。

 

 
地鶏おやじさんのリグ
 

 
柔らかめのM調子石鯛竿にAbu6500を組み合わせたスタイルです。道糸は6〜8号が竿との相性も良く、バランスの取れた構成となっています。
仕掛けは非常にシンプルで、名古屋天秤に30〜40cmのハリスを結び、フックにはタニシとの相性の良い「ソイ」を愛用されています。捨てオモリ仕様とする際は、オモリを装着するスナップの引っかかり部分を少しカットすることで、根掛かり時に仕掛けの一部だけが外れるように工夫されています。


 
煮込みマッチョさんのリグ(1)
 

 
利根川本流での青魚釣りに用いているリグです。
道糸とハリスの結節部にはスイベルとハワイアンフックを使用し、その上から外径6mmのビニールパイプを被せてハリスの絡みを防止しています。さらに、パイプの中央に横穴を開け、その穴からオモリ用のスナップをスイベルに引っ掛ける構造となっています。実に合理的な作りです。


 
煮込みマッチョさんのリグ(2)
 

 
こちらも利根川本流用のリグで、道糸に結んだスイベルに園芸用のアルミ線で作った捨てオモリを取り付けています。また、スイベルの首のところには30cmほどのワイヤーを装着し、その根本15cmほどの範囲には絡み防止用のパイプを被せています。吸い込み抵抗を軽減するため、ハリスには太めの巨鯉用ハリスを使用しており、大型魚にも十分対応できる設計です。


 
工事長さんのリグ(ブッコマンダーさん製作)
 
 

高波興業淡水倶楽部の工事長さんは、利根川本流で使用する「煮込みマッチョさんのリグ(2)」のワイヤー部分を、このように組んでいます。両端にはスリーブを二つずつ使い、その上から熱収縮チューブをかぶせる丁寧な仕立てです。オモリとハリスについては、その都度釣り場の状況に合わせてアレンジしています。


 
中ソンさんのリグ
 

 
利根川本流のゴロタ石が多く沈んでいるポイントを主戦場とされており、根掛かりが頻発する環境のため、天秤は使用されません。
ハリス絡みの防止策としては、フロロカーボンハリスの根元から5cm程度をチューブで覆う方法を取られています。使用しているチューブは、サルカン2号がピッタリ差し込める太さのもので、ズレにくく、扱いやすいのが特徴です。


 
関連サイト高波興業淡水倶楽部