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オーバーホールとは

初版 2019.1.20

「オーバーホール」とは、一般的に機器を一度分解し、内部を丁寧に掃除して、可能な限り初期の性能に近づける作業のことを言います。部品ひとつひとつを確認しながら洗浄し、新しい潤滑剤を加えて再組立てを行います。摩耗が進んでいたり不具合のある部品は、新品に交換するのが基本です。
 
今回は、が長年愛用してきたリール「ABU Ambassadeur BG7000HS」のオーバーホールについて、実際の例を交えてご紹介したいと思います。このリールは2004年に購入し、それ以来、の釣り人生を支えてくれている主力の道具です。
 

ABU Ambassadeur BG7000HS

 
2018年、購入から14年が経った頃から、いくつかの異常が気になり始めました。キャスティング時に異音がする、巻き心地に個体差がある、クラッチの感触が悪いといった症状です。そこで、釣りのオフシーズンを利用して、所有している全てのBG7000HSを一斉にオーバーホールすることにしました。
 
オーバーホールのタイミングについては、なりの判断基準があります。それは「何かしらの違和感を覚えたときに行う」というものです。淡水で使用している限り、リール内部の腐食はほとんど発生しませんので、あまり神経質になる必要はないと思っています。実際、今回が初のオーバーホールでしたが、それまでの間は数年おきに注油や簡単な清掃といったメンテナンスを行っており、それで十分対応できていました。メンテナンスについては、別の項で改めて触れる予定です。
 
最後にひとつ、念のため申し上げておきます。これから自分でオーバーホールに挑戦してみようとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、作業に入る前に、必ずリールの構造をしっかり理解しておくことが肝心です。の場合、このサイトの「ABU」の各ページや、メーカーが提供するパーツカタログを何度も確認しながら取り組みました。完全に分解する作業になりますので、再組立てができなくなるような事態に陥らないよう、細心の注意が必要です。もし少しでも不安があるようでしたら、まずは注油や清掃といった日常的なメンテナンスから始めることをおすすめします。


 
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