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釣りの研究室
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潤滑剤の使い分け

初版 2019.1.20

組立に入る前に、グリスとオイルの使い分けについてお話しします。
この件については、釣種やベイトリールの機種によって多少異なるようですが、ここではなりの観点でお話ししたいと思います。
 

グリスとオイル

 

グリスを使う箇所

潤滑が必要な部分には、基本的にグリスを使います。オイルに比べて粘性が高いため、飛散や浸透による油膜切れが起こりにくく、長期間の潤滑効果が期待できます。そのため、インターバルの長いオーバーホールの際に、グリスアップを行います。
 

オイルを使う箇所

グリスよりも粘性が低いため、浸透性が求められる箇所や、粘性による抵抗を嫌う部分に使用します。具体的には、ハンドルノブのシャフト部、スプールのボールベアリング、メカニカルブレーキのベースワッシャ、ドラグワッシャなどが該当します。
 
これらはオーバーホールよりも短い間隔で行うメンテナンス時に注油します。もっとも、の場合は3〜4年程度のインターバルで行っていますが、釣行頻度が高い方でも、シーズンごとくらいで十分ではないかと思います。
 

潤滑剤を嫌う箇所

摩擦力が必要なブレーキウェイトとブレーキドラムには、グリスもオイルも付かないよう、丁寧にクリーニングしておく必要があります。