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第53回 2016/09/30 - 10/02 霞ヶ浦

参加者3名:並継のこぶちゃん、やすこさん、miO
3年連続で秋の水郷オフ会を霞ヶ浦で開催した。二日目の天気が不安定で心配されたが、幸運にも雨量が少なく済んだ。やすこさんが岸寄りで青魚の背びれを目撃したものの、全般に食いが浅く何度も空当たりに悩まされた。釣果がないまま迎えた最終日の朝、miOに2度当りがあるものの、いずれもシラサギ。これで諦めがつき撤収となった。

 
金曜日に現地に到着。こぶちゃんは大鈎にタニシとカラス貝を付け、完全に青魚狙いの仕掛けで挑みます。miOはいつも通りのタニシ仕掛け。無風状態に近い湖面めがけてそれぞれ餌を打ち込みます。この秋初めての水郷につき、最近の霞ヶ浦のコンデションがつかめていないのが少し不安です。こぶちゃんのクルマの後ろで炭火を囲み、ゆったりと語らいながら夕食を食べました。
 

 
夜になっても魚の気配がなく、あまり期待が持てません。早めにクルマに潜り込んで翌日に備えることにしました。 

 
翌朝目が覚めると、予報通りの雨。miOの方には夜中当りがありませんでしたが、やすこさんの竿のセンサが早朝になったそうです。しかし残念ながら空当たり。小降りになったタイミングで朝の餌交換をしました。
  

  
昼前に雨は止みましたが、相変わらずどんよりとした空。周囲には浮き釣りの人が一人いるだけで、静かな釣り場です。湖岸道路の背面にある田んぼはすでに稲刈りが終わり、その中には至る所に丸タニシ。喰わせにちょうどいい大きさのため、やすこさんが炭バサミで拾ってあっという間に洗面器一杯になりました。自然の中で遊ぶのは、いつでも子どもに戻った感覚になります。
 
日中、miOに一度空当りがあっただけで厳しい状況が続きます。しかし、岸からすぐそばで青魚が背びれを見せるのをやすこさんが目撃しました。食いが立つ条件さえ揃えば、一発大物も期待できそうですが、夜になっても一向にセンサが鳴りません。昨日よりは風も出て、条件は良くなっているはず。自然は全く気まぐれです。

 

 
最終日は綺麗な日の出を迎えました。最後のチャンスに備えて餌を全て打ち替えます。1時間ほどするとmiOのセンサON! 外に出るとクリックが鳴り響きます。でも湖面を見るとなんか変・・・ シラサギが暴れています。「まさか・・・」そう、リールを巻くとシラサギが近づいてきます(笑)羽にラインが引っかかっていました。「困ったな」と思っていると、運良くラインが外れてシラサギはテイクオフ(笑)「まったくもう・・・」ブツブツ言いながら打ち替え。
 
さらに1時間ほど経った頃、またまたmiOにヒット。すごい勢いでラインが出て行きます。湖面を見ると、なんとまたシラサギが・・・ご丁寧にさっきよりもラインが絡んで逃げてくれません。岸まで引き寄せて羽からラインを外したところで完全にやる気が失せて、予定よりも早く撤収することにしました。

 

  
過去に白鳥にセンサを入れられたことはありましたが、シラサギは初めて。しかも2回も。ここで竿を出すんじゃないとシラサギに叱られているんでしょうか。今回は3人で空当たり数回、シラサギ2羽の釣果で終了しました。
 
いつも通り3人で記念撮影。完全ドライネットでしたが、のんびりとアウトドアを楽しんだオフ会でした。

(レポート:miO)
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