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釣りの研究室
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自動車

初版 2017.2.12|改版 2026.1.4

水郷での釣りは、いつも車中泊になります。ハイエースのような車があれば理想的だったのですが、にとって日常使いには少々大きすぎるため、乗用車で工夫する道を選んでいます。
ここでは、2017年から乗っている車中泊用の自動車をご紹介します。


 
かつては、ファミリーカーを車中泊仕様に改造して使っていた時期もありました。2017年に車の買い替えを迎えた際に、最初からフルフラットになる車を条件に探しました。車選びの条件は、次の3つです。
 
1.日常使いに適した、コンパクトなサイズであること
2.車内が簡単にフルフラットになること
3.釣り具と車中泊用品をしっかり収納できること
 
この条件を満たす車として選んだのが、ホンダのフリードスパイクでした。車中泊の定番としてすでに高い評価を受けていた車で、インターネット上に豊富な情報があったのも、当時は大変ありがたく感じました。
 

 
フリードスパイクは、セカンドシートを折りたたむことでフラットな空間が作れるのですが、それだけでは就寝時の長さが少し足りません。そこで、ちょっとした工夫でスペースを補うことにしました。
 
まず、セカンドシートのヘッドレストを外し、前列シートをできるだけ前にスライドさせます。空いたスペースを測ると、前後の幅が約32cm、車幅方向が126cm、高さは床からセカンドシート上面までで25cmほどでした。セカンドシートには荷重がかかると1〜2cmほど沈み込むことも考慮が必要です。また、前列シートのスライドレール幅が33cmありますので、床に何かを置く際にはレールに干渉しないよう注意が必要でした。
 

 
このスペースに合う収納ボックスを探してホームセンターを巡ったところ、アイリスオーヤマの「高い所BOX TB-43」に出会いました。サイズは幅約32×奥行41×高さ24cmで、幅も高さもちょうどよく、実測ではスライドレールの内側33cmにも収まりました。素材はやや柔らかめでしたが、ちょうど枕を置く位置だったため、強度面の心配はほとんどありませんでした。
 
次に、そのボックスの上に載せる天板を選びました。選んだのは幅30cm、長さ180cmのパイン材。それを長さ120cmにカットして使用しました。ただし、木の匂いが強いため、ラッピングをはがしてしばらく風にさらしておく必要がありました。
 
天板を車内にセットしてみると、ボックスの脚が床マットに少し沈み込み、セカンドシートの高さとぴったり揃いました。こうして、理想的なフルフラット空間が完成。
 

 
完成後のスペースは、幅約1.2m(タイヤハウス部分は約1m)、長さ約1.9m。市販のベッドマットの選択肢もぐっと広がり、快適さが一気に向上しました。また、ボックスにはクッキング用品や食料、着替えなどを収納することができ、利便性も高まりました。