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ヨーロッパのブラックアムール

2026.2.8

ヨーロッパの釣り記事や映像を見ていると、日本ではアオウオ、あるいはブラックカープ(Black carp)として知られている魚が、「ブラックアムール(Black Amur)」という名で紹介されていることがあります。最初は少し戸惑いますが、読み進めていくうちに、これはヨーロッパ独特の呼び方で、必ずしも共通した正式名称ではないらしい、ということが見えてきます。
 
「アムール」という言葉は、ロシア極東から中国東北部(黒竜江)にかけて流れるアムール川流域に由来します。この流域は、ソウギョやハクレン、コクレン、アオウオといった、いわゆる中国四大家魚の原産地の一つです。なお、ヨーロッパで「ホワイトアムール」と呼ばれている魚は、私たちがよく知る草魚のことになります。こうした背景もあって、ヨーロッパでは魚の呼び名に「アムール」という言葉が自然に使われてきたようです。
 
参考までに、アメリカではこの魚は一貫してブラックカープ(Black carp)と呼ばれており、「ブラックアムール」という呼称はほとんど見かけません。このあたりの違いも、各地の釣り文化の成り立ちを感じさせてくれます。
 
今回は、ブラックアムールに関する記事や動画の中から、チェコの釣り記事(舞台はハンガリーの湖)と、イタリアでの事例を取り上げ、ヨーロッパの釣り人たちがこの魚をどのように捉え、語っているのかを見ていきたいと思います。
 


 

VARDI(チェコ)

引用 VARDI ブラックアムール ― 人生の挑戦

 
《原文をもとに要約》
長年通い続けているハンガリーの湖では、釣り人の間で幻の魚「ブラックアムール」が語り継がれてきました。体重は30kg級ともいわれていますが、実際に目撃された個体はごくわずかです。その漆黒の体色と、最後まで力を振り絞る強烈なファイトは、多くの釣り人にとって憧れであると同時に、大きな挑戦でもありました。

著者と仲間のミーラもまた、この魚に強く惹かれ、遠征のたびに可能性を探り続けてきました。草魚に近い行動圏を持つとも言われますが、単独行動が多いとされる特性を踏まえ、強靭なタックルで「待ち」の釣りに徹しました。
 
遠征終盤、浅場に入れたタイガーナッツの仕掛けに異変が起こり、ボート上で始まったのは、ただひたすら続く重く鋭い引きでした。長時間のやり取りの末、水面に姿を現したのは、まさに伝説そのものといえるブラックアムールでした。計測の結果は27.1kg。無事にリリースされ、ゆっくりと深場へ消えていくその姿は、釣り人としての記憶に深く刻まれる瞬間となりました。
 


 

facebook「Atlantide fishing & Predator Park」(イタリア)

 

 
《原文から抜粋》
🔱 イタリア新記録 🇮🇹
🔱 ブラックアムール … 34kg 🔱
 
Fulvio Buzzi
美しいアムールだ。
堂々としている。
どんな激闘だったのだろう。
 
Claudiuccio Dl
黒い仔牛だな 🤣🤣👍👍
 


 

YouTube  consueloangler(イタリア)

《原文を翻訳》

🖤 ブラックアムール 🖤イタリア女子記録 🇮🇹
25.675kg 🫶🏼💪🏻🫵🏻
なんという光景でしょう。
なんという感動でしょう。
驚異的なパワー 🌟🔝
カヴァ8レイクにて。