ロッド
水郷での釣りに欠かせない、愛用のロッドをご紹介します。
竿の長さや調子にはそれぞれ個性があり、釣り場の条件や狙う魚によって使い分けています。
ロッドコム 新鋭振出石鯛500MH
青魚を狙うときに出番が多いロッドです。
フッキングの後の青魚は、鯉と比べものにならないくらい激しく頭を振り、フックを外そうとしてきます。その動きに対応するため、ある程度の長さがあって、しなやかに曲がる粘りのあるロッドが向いています。このロッドは、そうした動きの衝撃をうまく吸収してくれるため、バラシの防止に役立っています。
短竿でパワー勝負を挑むような釣り方とは違い、しなやかさと粘りで体重50kgを超える魚の動きを制するタイプのロッドと言えるでしょう。
《仕様》全長 5.0m|自重 510g|仕舞寸法 121cm|継数 5本|先径 1.8mm|元径 26.1mm| 錘負荷 15〜40号
ダイワ 小笠原振出MH525
水郷に通い始めたころに手にしたのがこのロッドでした。
先寄りの調子のため、やや重めのエサでもしっかりと遠投ができ、さらに魚とのやり取りではダイレクトな感触が味わえます。
このロッドで、初めて青魚を手にしたときのことは今でもよく覚えています。当時は力任せの釣りをしていた時期でしたが、それでも十分満足できる性能がありました。思い出深いロッドです。
《仕様》全長 5.25m|自重 580g|仕舞寸法 131cm|継数 5本|先径 1.7mm|元径 23.5mm|錘負荷 20〜30号
ダイコー フルフィールド名礁振出石鯛410MH
このロッドは、主に鯉狙いのときや、キャスティングスペースが限られる場所で使っています。一方で、水郷の護岸の上など、高い足場からロッドを出すような場面では少し不利な面もありますが、水辺に近づける場所であれば、このロッドの取り回しの良さが活きてきます。短めのため、やり取りの最中も鯉を軽く手元に寄せやすく、扱いやすいロッドです。
1995年に発売されたモデルで、今では珍しいゴールドサーメットリングがガイドに使われています。ガイドにこだわりのある方には、ちょっと嬉しい仕様です。
《仕様》全長 4.1m|自重 415g|仕舞寸法 124cm|継数 4本|先径 1.6mm|元径 23mm|錘負荷 20〜30号
ダイコー フルフィールド振出石鯛410M
1980年代から90年代にかけて販売されていたモデルです。
外観の仕上がりは、同じシリーズの「名礁」と比べるとやや粗い印象がありますが、ロッドの調子そのものは遜色ありません。この後のモデルから、ダイコーのロッドは徐々に見た目の美しさにも力を入れるようになっていきました。
なお、ダイコーはすでに釣具事業から撤退しているため、同社のロッドを手に入れるには、中古市場を探すしかありません。今となっては、貴重なロッドと言えるでしょう。
《仕様》全長 4.1m|自重 435g|仕舞寸法 124cm|継数 4本|先径 1.6mm|元径 24.5mm|錘負荷 20〜30号