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CARP FISHING SITE / 2006 - 2008
個人サイト全盛期に輝いた鯉釣りサイトの思い出を語ります
振り返ってみると、この2006年が国内の鯉釣りサイトはピークを迎えています。北海道から九州まで鯉釣り情報が発信されています。この後鯉釣りサイトが減少に転じた理由のひとつに、ブログの台頭が挙げられます。ウェブデザインの煩わしさから解放されるため当然の流れと言えます。MCFがブログにリンクを開始するのはこれから数年先のことになります。
 
北海道鯉マニアは当時としては画期的な情報発信形態である「月刊こいしん」を発行して注目されました。同じく北海道の巨鯉への道は中学生の安田さんが開設したサイトで、創成川を拠点に道内の鯉釣り情報を現在も発信しています。
 
秋田県からは秋田野鯉釣倶楽部が八郎潟の鯉釣り情報を発信しました。現在も倶楽部の掲示板があり、なべちゃんが継続的に大会の状況を投稿しています。多くの巨鯉実績がある八郎潟ですが、長い間この掲示板が唯一の情報源でした。しかし2020年になって「地走り日記」というサイトが新設され、今後八郎潟情報を発信する予定とのことで大変期待されます。
 
茨城県には、紫峰釣友会・どォ〜んと鯉ょ・GIGANT・うさぎの鯉釣り研究室がありました。この中で現在も運営されているのは紫峰釣友会です。今となっては数少ない水郷の鯉釣り情報発信となってしまいました。うさぎ鯉釣り研究室では当時オリジナルのヒットセンサの販売を行っていました。
 
東京都で注目は5CF です。自宅から5分の中川で、ライトタックル&短時間の釣行スタイルは、当時の鯉釣りの主流だったヘビースタイルとは異なるカテゴリの情報発信でした。2013年を最後に更新は休止していますが、2020年現在もサイトは残されています。
 
三重県のLight Blueは当時大学2年で水産学を専攻しているOkiさんが開設しました。「未来派鯉釣りサイト」と謳っている通り、斬新なウェブデザインと水産学の視点から鯉釣りを語るインテリジェントなサイトです。現在もその輝きを放ち続けて運営されています。
 
大阪府からは、笑鯉・釣蘭会・大川の巨鯉釣り・50LBSが活発に情報を発信しました。その中でも超短竿で足下を釣る大川の鯉釣りスタイルは、都会の護岸で鯉釣りを楽しむ釣り人にとって大いに参考になりました。
 
高知県の四国鯉釣り案内は、四国4県にまたがる鯉釣り情報発信基地として極めて貴重な存在です。一時休止した時もありましたが現在運営されている、鯉釣りブログのレジェンド的存在です。
 

2006年


2007年


2008年

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